2018年度 第四回研究会

開催日時:2019年2月2日[土]14時 – 16時30分
開催場所:広島国際学院大学10号館

議事
・各研究班より研究進捗状況の報告

発表
・遠藤麻里「海田町の過去と現在をつなぐアプリケーション」
街並みの移り変わりを現地で視覚的に比較確認することにより,地域の歴史とヴィジュアルリテラシーを学ぶアプリケーションについて,開発状況の報告を行った.アプリケーションの目的や達成手法,その意義を明確にし,今後の研究開発に繋げる.

・岡川卓詩氏(ゲスト,広島国際学院大学講師)
「ぱらぱらうんがのグッズデザイン制作とアルスエレクトロニカ2018の報告」
名古屋市の中川運河の「テーマカラーのようなもの」と、これを応用したグッズを提案していくプロジェクト「ぱらぱらうんが」のグッズデザイン制作の進捗状況を報告した。またアルスエレクトロニカ2018の視察報告も行った。

・定國伸吾「風景の色彩抽出とデザイン資源化の検討」
風景の色変化を記録し、その記録を変形して提示することにより,一般には未だ資源化していない風景をデザイン資源化することができると考えている.本発表では,定点カメラによる風景のデザイン資源生成の試みである「ぱらぱらうんが」事業について報告する.

・茂登山清文「“風景”の二重の表象とヴィジュアルリテラシー」
三重県立美術館で開催されている「パラランドスケープ “風景” をめぐる想像力の現在」展をめぐって,風景と風景の表象,そしてインスタレーションヴューという表象について,ヴィジュアルリテラシーの場として考察した。

 

2019年2月3日[日]海田町現地調査